![]() |

木目のやさしさに包まれたもてなしとくつろぎの空間
■築年数:12年
■建築種類:木造在来工法
■総床面積:約68平方メートル
■施工床面積:一期/6.1平方メートル
二期/19.6平方メートル
“暗くて寒い”DKを“明るく暖かく”して欲しいとのことでした。具体的には以下のようなご要望がありました。
奥様はケーキを焼いたり、紅茶を楽しまれたり・・・人を招き入れることがお好きなご夫婦。迎え入れた人が居心地がよくなるにはどうすればよいか、また、迎え入れる側はどうすれば動きやすく、楽しいスペースとなるかをポイントにプランニングしました。
『対面キッチンにされたいこと』と『トイレの出入口を廊下側にとりたい』という条件で平面プランはすぐ決定しました。明るく広いスペースに感じるようキッチンの面材に合わせて造作家具、建具を作りました。
キッチン背面の収納はデッドスペースが出来ないよう、両サイドにスライド収納を設けたりコーナーストッカーを設けたりして、収納力を充実させています。
LDK入口をアウトセット引戸にし斜めに配し、三角コーナー部にニッチと収納を設け人を迎えるアクセントとしています。
出窓がある為、窓の開閉や吊戸棚の物の取り出しが難しく、何とか使い勝手を良くしたい。また、寒いので窓を小さくしたい、とのご要望でした。
窓側に収納カウンターを設け、ペアガラスにした窓の開閉を容易に。出窓横のデッドスペースにスライド式収納を設け、収納量も使い勝手もUP!!造作収納ならではの収納充実プランです。
キッチンはI型からL型に変更。シンクとコンロの位置を移設し、シンク側にはダイニング側からも使える広いワークトップを設け、リビングダイニングと一体化したキッチンとなりました。
とのご要望でした。
対策として、
窓を小さくしてペアガラスに。その際、採光や換気量が少なくならないよう、キッチン側にペアガラスの小窓を増やしました。
和室への建具は、2枚引き違いの引戸を3枚引戸に変更。おしゃれなデザインになり、採光量も確保しました。
トイレのドアがダイニングキッチン内にあるため、接客時のことを考慮して、廊下から出入り出来るようにしたいとのことでした。
問題のトイレドアは、リビングへの扉を斜めに設けることにより、解決されました。スムーズな動線は確保しながら、機能的にもデザイン的にも魅力的な間取りとなりました。
また、トイレ内部には、木造住宅ならではの壁厚を利用した埋め込み収納を造作しました。
トイレットペーパーのストック、トイレブラシ、洗剤等のお手入れ道具やチャームBOXを隠して収納。コンパクトなスペースも少し広く感じます。Greenや小物を飾れるカウンターを設け、トイレもおしゃれに演出できます。
とにかく寒いお宅を暖かく、暗いお部屋を明るく、そして使い勝手のよい居心地のよい空間に!
そんなご要望をクリアーできる様プランが始まりました。
メインのキッチンの周りを殆ど造作家具で囲むプランとなりました。それだけに製作にかかるまで大変でしたが、ゼロからモノを生み出す喜びを与えて下さったS様にとても感謝しております。
機能性や納まりを最後まで心配していた出窓横のスライド収納やLDK入口横のカウンター収納も無事納まりました。“とても重宝しています。”とのお声を頂きホッ!としています。
現場はひとりでは動きません。この現場に携わって下さった職人さん、メーカーの方々、スタッフの皆さんに心より感謝しています。そして何より、工期が長くなり非常にご迷惑をお掛けしたにもかかわらず、お伺いすると、いつでも笑顔で迎えて下さり、おいしいお紅茶を入れて下さるS様。ほんとうにありがとうございました。