ヒートショックを防止する断熱リフォーム
ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い部屋への移動等による急激な温度の変化によって、血圧が大きく変動することをきっかけにして起こる健康被害のことです。失神や不整脈を起こしたり、急死に至る危険な状態で、気温の下がる冬場に多く見られます。
平成29年のデータによると、交通事故で亡くなった人は3,694人。
それに対し、家の中の事故で亡くなった人は1万3,240人で、なんと約3倍です。また、平成26年には、入浴中に心臓に負担がかかり溺れて死亡した人は、4,866人で、10年前の1.7倍に増えています。
ヒートショックを予防するためには、気温の変化に合わせた住宅の温熱環境づくりが大切なのです。