神戸市 O様邸 戸建て リノベーション
心落ち着くシックな和モダン空間
施工事例データ
築年数 | 25年 |
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施工床面積 | 22.6㎡ |
工事日数 | 20日間 |
家族構成 | 夫婦+子ども |
施工箇所 | 和室改装 |
施工内容 | 仮設・解体工事、木工事、造作家具、内装工事、電気工事等 |
工事金額 | 280万円 |
担当 | 河合、千賀 |
お客様のご要望 | 中古購入時のまま歳月を経た和室が使いづらく、リフォームをご希望。特にアイロン台の収納場所がなく、出しっぱなしの状態に不満を抱いておられました。せっかくの掘り座卓も活用されていない状態でした。 |
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プラン決定のポイント工夫 | リビング・ダイニングに隣接する8畳間は、昔ながらのスタイルで現在の暮らしに合わず、物置のような状態でした。そこで、構造はそのまま活かしながら、内装を一新し、落ち着きの中に新鮮さと個性が際立つ和モダン空間を創造しました。 |
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施工前
施工後
正面の三枚引き戸は張り替えによってシックなイメージに。内部はごく普通の押入だったが、押入部分とクロゼット部分に二分し、いずれも使い勝手の良いスタイルに造作。デザインのみならず利便性も大幅にアップ。
必要時にアイロン台を引き出して使えるように設計したオリジナル収納家具を造作。アイロン台を使いやすい高さに配置し、内部にコンセントを設置。扉は邪魔にならないよう軸回しにするといった工夫を凝らしました。
網目模様の天井にはダウンライトを組み入れ、半畳タタミや簾風のロールスクリーン、モダンな欄間など、すべてが調和するようなデザイン提案を目指しました。
モダンな半畳タタミや、床の間と建具の壁紙(ふすま紙)、シックな造作家具が見事に調和し、高度なセンスを感じさせる。使われていなかった掘り込みを活かして配置した無垢一枚板テーブルも同社からの提案
障子は撤去して簾風のロールスクリーンで情緒を醸し出し、鴨居部分は、現代風の欄間(オーダー)により個性をプラス。有効に活用されていなかった地袋収納は、ふすまを張り替えてすっきりとしたTV台に。
千鳥模様のお洒落なクロスによって明るくモダンに生まれ変わった床の間は空間のアクセント。床柱はそのままの色目を活かし、温かい木の質感が際立つように配慮。
元仏間とその隣には収納家具を造作。内部には便利な棚を造り付け、下部は引き出しに。アイロン台が片付かないことに悩んでおられたため、アイロン台内蔵とし、内部にはコンセントも設置。
障子がはめられていた鴨居部分には、現代風の欄間(オーダー)でデザイン性を追求。趣深い簾風のロールスクリーンとも調和し、和モダンの雰囲気を高めている。
担当者より
最初は和室を洋室に変えたいとおっしゃってましたが、せっかくの和の魅力を活かしませんかという提案をし、素材や色づかい、デザインを考えてみることに。アイロン台を組み込んだ収納家具やシックな建具、オーダーの欄間に至るまで、細部にこだわったところ、ご満足いただくことができました。掘り込みを活かして配置した一枚板のテーブルにご家族やお友だちが集い、ゆったりくつろいでおられるとうかがい、たいへん嬉しく思っています。